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矯正Vol.12 乳歯列期の反対咬合

5歳9ヶ月の患者様です。下の歯が上の歯より前に出て「受け口」(反対咬合)の状態です。
現在、ムーシールドという装置を使っていただいています。
5歳9ヶ月は乳歯列後期に当たり、この時期に反対咬合であった者が自然治癒する率はおおよそ6%でしかないというデータが出ています。94%に及ぶ反対咬合は経過を見ていても自然に治癒しないということです。

反対咬合は、3歳児検診などで指摘されても「しばらく様子を見ましょう
と今までは経過観察されていました。その理由は、低年齢児の反対咬合に対応できる
治療法が乏しかったことや、下あごの成長を抑制するチンキャップなどの装置が幼児
には使用しづらい物だったからです。
 
最近は、ムーシールドというマウスピース状の装置を就寝時にくわえるだけの、
幼い子の負担が小さい治療法が普及し、早期治療も可能になってきました。

ムーシールドの目的は、筋機能のアンバランスを取ることにあります。
また、低年齢時期に出来るだけ負担の少ない方法で、正しい成長発育を促して
あげることを目的としています。
当院では、ムーシールドを就寝中、1年間をめどに使って頂いています。
また、その後は、定期的に健診を継続していく事が重要です。
 
成長期を過ぎてからの矯正は、時間も費用もかかります。
早期に治療を開始すると、将来的に矯正治療の必要がなくなるケースもございますので、お子様の歯並びでおかしいなと何か気付かれたことがありましたら、早めの受診をおすすめします。


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